今週末の支部大会の注目ポイント【東北・東海・関西・九州】
さて、明日から4つの支部大会が開催ですね。
ブログでは、動画では言えない本音も含めて注目したいところを書いていきたいと思います。
やっぱりね、動画はたくさんの人に見てほしいから、あまり過激な発言は避けてなるべく万人受けを狙うのでw
あまり見てる人がいないはずのブログだから本音もそこそこ出ちゃうかも。
基本的には
・課題曲の完成度重視(ⅡはⅢ以上に難曲だと思ってる)
・近年(とくに前年)全国大会に出ているか(気持ちの余裕的な部分が演奏に感じられるか)
が、自分が演奏を聴くうえでの注目ポイント。
東北大会
注目はレトロ&連祷富士対決となったウルスラVS秋田南。
どちらも昨年までは課題曲Ⅴの現代曲で自由曲は難しそうな邦人作品、というイメージが定着しているんだけど、そもそも音作り関しては全く異なる方向性の2校。
秋田南の音を嫌いという人は吹奏楽好きの中には少ないのでは。その代わりイマイチだった部分を挙げると毎年のように「まだこの段階では完成度が」って意見はそこそこ多い印象。あと、毎年のように支部大会時点で課題曲の完成度はかなり高い一方で、自由曲はまだまだ伸びしろが残ってるように思うことも多い傾向にある。
一方でウルスラはいわゆる爆音系寄りなので、音が苦手な人は苦手な反面、聴衆に与えるインパクトとしては大きいのも事実。派手な現代曲や難解な自由曲であれば勢いで東北は通過できるにせよ、全国の舞台に立つとそれが通用しなくなってしまう、というのが全国大会の結果(銀/銅3つずつ)にも出ているのでは。
つまり勝負を分けるのは課題曲の完成度にある、と今年も思うんだけど
今年に限ってはレトロという一風変わった課題曲の影響で、正直全くの未知数。
ウルスラは当日の会場になる山形のホールでホール練習はしているのかな。
それは結構なメリットにもなりそう。
でも、秋田南も【天野正道の課題曲を演奏するということ】【三善晃といえば秋田南】なプライドは間違いなく持ってるだろうし、その精神面は演奏にもプラスで現れるんじゃないかな。
とか、好き勝手書いてるけど音作りの路線が今年は全然違ったりしたらスイマセン。秋田南はもはや伝統の木管とかいわれるくらいだからいきなり変わることは無いだろうけど、ウルスラはまだ新興勢力だから分からん。
磐城はおそらく安心して聴いてられるレベルの完成度になるのでは。
ここは堅いんじゃないかな。
で、ウルスラか秋田南かもう一つ、ってところに数年前までは食い込んできていた湯本は、やはり人数が少ないのは大きなハンデになるのでは。それに全国でも出場機会三連続で銅賞、昨年は支部落ちとなれば、演奏する高校生に自信を持てというのは酷なものがある。緊張しちゃうよね。で、その緊張で課題曲Ⅱは冒頭が非常に難しい。
県大会レベルなら課題曲Ⅱの冒頭がイマイチでそのままズルズルいっちゃうバンドは多いと思う。ただ、支部大会レベルではそこはしっかり修正できるだろうし自由曲は良い演奏に期待ができそう。
湯本に不安要素が無ければ、磐城・湯本・ウルスラor秋田南だと思ったけど
上に書いたように昨年全国を経験していないというのは経験値的に大幅ダウンに思われる。
よって、聴く前の予想としてはウルスラ・磐城・秋田南という昨年同様の代表になると考えてます。
代表3校、全部課題曲はレトロでそのうち2つの自由曲が連祷富士、って相変わらず東北らしいwwwという全国の反応がみたい。
動画でも触れたように向山・青森山田・明桜も少しずつ上位を脅かす存在にはなってるとはいえ、まだトータルの差は大きいと思うのでその辺を集中して聴いてみたい。
上記に名前を出したようなバンドがさらに実力を付けてくると、自分の妄想だとウルスラと秋田南の代表は基本的には両立しないと思ってるのでチャンスは巡ってくるでしょう。
明桜が秋田では1位抜けですが、県大会の結果と東北大会の結果はあまりリンクしないはず。
こんなの書いておいて、「代表:湯本・明桜・どこか」とかだったら笑ってくれ。
東海大会
光女子と名電は堅いでしょう。
残りが浜松聖星か安城。レトロ&秘儀の浜松聖星よりも、Ⅰ&ベルキスの安城のほうがコンクール向きでは。
って思ってたけど秘儀9って聴いたことなくて、さっき聴いてみたんです。
そしたら、連祷富士より全然分かりやすい曲ですね。
さっきの発言ちょっと撤回しようかな。
光女子、名電、浜松聖星の、こちらも昨年同様の3校かな。
関西大会
近大附属。聴く前の勝手なイメージだと、動画でも触れているようにここのレトロが日本で一番上手そうな予感がしてならない。というか、YouTubeでも色々見てるけど今のところ「これこれ!」って思えるようなレトロの演奏にまだ出会ってないです。
自由曲もコンクール向き。足りないのは全国の経験値。
明浄学院。コメントによるとどうやら課題曲Ⅱの出来が素晴らしいとか。自由曲も十八番の作品。昨年のリベンジの舞台はしっかり整った様子。とはいえ全国の実績的には銀賞レベルが目立つというのが気になる。
大阪桐蔭。エンタメ性という意味ではここもレトロは上手そう。自由曲もコンクール向き。
仰星。課題曲Ⅰ、自由曲もコンクール向きでやっぱり手堅い。
京都両洋。課題曲Ⅰ、自由曲もコンクール向き。
淀工の時代は多分終わった。役人は淀工云々よりも大阪のカラーに合ってなさすぎる。
という訳で、明浄学院・仰星・京都両洋かな。次点で桐蔭。
藤重先生はやってくれそうな予感がある。
関西代表は結局ここ10年、淀工以外では桐蔭の金賞が2回のみということで、全体的なレベルが気になります。つまり波乱の可能性も大アリ。
こんなの書いておいて、近大附属のレトロがサッパリ、淀工の役人が超名演だったら笑ってくれ。
九州大会
難解。動画作成時のイメージでは
玉名女子>精華女子・松陽>活水or神村学園
だったけど、先生の異動とか大事なポイントをけっこう見逃していたっぽい。
玉名女子は堅いとして残り3枠。
福工大城東、精華女子、門司学園orどこか。
熊本・福岡・福岡・福岡で、「福岡すげぇ!」のオチに期待です。
こんなの書いておいて、玉名女子が支部落ちなんて波乱があったら笑えない。
まぁ、聴いてもないのにこんな予想して意味が無いって言ってしまえばそれまでなんですけどね。
でも夏の高校野球甲子園大会だって、開幕前に朝日新聞で座談会とか掲載されてるじゃないですか。そういう感じのテンションだと思って、暖かい目で見守ってください。